米弾劾裁判、民主党が冒頭陳述 トランプ大統領の罷免訴え

弾劾(だんがい)裁判について記者会見を行うシフ下院情報特別委員長=21日、ワシントンDC/Michael Brochstein/Echoes Wire/Barcroft Media via Getty Images

弾劾(だんがい)裁判について記者会見を行うシフ下院情報特別委員長=21日、ワシントンDC/Michael Brochstein/Echoes Wire/Barcroft Media via Getty Images

(CNN) トランプ米大統領のウクライナ疑惑をめぐる上院での弾劾(だんがい)裁判で、民主党のシフ下院情報特別委員長は22日、冒頭陳述を行い、大統領罷免(ひめん)を訴える主張を展開した。

シフ氏は上院議員に対し、下院にはトランプ氏が職権乱用や議会妨害に及んだことを示す圧倒的な証拠があると主張。一方で、上院が新たな証人や文書の採用を認める採決を行えば、こうした主張が一層明確になるとも指摘した。

シフ氏は検察官役の弾劾管理人を率いる。この日の冒頭陳述では合衆国建国の父の1人、アレクサンダー・ハミルトンに触れ、「第45代大統領であるトランプ氏はハミルトンとその同時代人が恐れたまさにその通りの行動を取った」と述べた。

さらに「トランプ大統領は我が国の民主選挙への外国の介入を要請し、職権を乱用して、再選の可能性を高める目的で外国からの支援を求めた」「それが発覚すると、職権を利用して自らの不正に対する調査を妨害した」とした。

上院では前日21日に弾劾審議が始まり、ウクライナ疑惑関連の証人招致や文書提出を求める動議を共和党側が再三否決していた。下院による冒頭陳述は3日間にまたがり計24時間行われる予定で、民主党側の主張を展開するとともに、穏健派の共和党議員に新たな証言や文書の採用を説得しようとする狙いもある。

ただ、文書提出や証人招致を求める採決では少なくとも4人の共和党議員の賛同が必要となり、民主党が票数を確保できるかどうかは不透明だ。21日の審議の終了後には、複数の共和党議員が立場は変わっていないと話していた。

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