トランプ大統領、イラン文化施設への攻撃に改めて言及

トランプ氏、対イラク制裁を警告 米軍撤退要求を受け

(CNN) トランプ米大統領は5日夜、米国がイランを攻撃する場合、同国の文化施設を標的とする可能性に改めて言及した。休暇先のフロリダ州から首都ワシントンへ戻る大統領専用機内で、同行記者団に語った。

トランプ氏は「イランが米国人を殺し、拷問して重傷を負わせ、路肩に爆弾を仕掛けて吹き飛ばす行為は許されるのに、私たちはイランの文化遺産に手を触れてはいけないのか。そういうわけにはいかない」と発言した。

司令官殺害でイラン側が報復する可能性を問われると「起きる時は起きる」と返答。イランが何らかの動きに出れば大規模な報復で対抗すると、改めて警告した。

トランプ氏は4日のツイートでも、米軍が標的を定めたイラン関連施設には文化的に重要な場所も含まれると述べていた。

米当局高官らによると、文化施設を攻撃することに対しては政権内部でも反対意見が強いとみられる。ある当局者はCNNとのインタビューで、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が破壊した宗教遺跡や、第1次世界大戦でドイツ軍が焼き払ったベルギー・ルーベン大学図書館など歴史上の例を挙げ、文化遺産への攻撃は道徳に反するだけでなく、相手の団結を強めるばかりで逆効果だと主張した。

別の米高官は「武力紛争の法と規範を守り、我々はイランの文化を尊重する」との姿勢を示した。

トランプ氏は機内での発言で、イラク議会が5日、米軍などの駐留を終わらせる決議案を可決したことに対しても、報復措置を予告。非友好的な形で撤退を求められた場合は「これまでにない」規模の対イラク制裁を科すとし、過去の駐留費用をイラク側が払い戻さない限り撤退には応じないとの意向を示した。

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