トランプ氏、国防総省のクラウド契約に介入か 前長官スタッフが内幕本

マティス前国防高官。長官のスタッフだった人物が、クラウドサービスの契約をめぐって、トランプ大統領が介入したとする内容の本を出版する/Mark Wilson/Getty Images

マティス前国防高官。長官のスタッフだった人物が、クラウドサービスの契約をめぐって、トランプ大統領が介入したとする内容の本を出版する/Mark Wilson/Getty Images

(CNN) 米マイクロソフトがアマゾンと激しく争った末、米国防総省にクラウドサービスを提供する大型契約を勝ち取った件に、トランプ米大統領が個人的に介入していたとする本が近く出版される。

マティス前国防高官のスピーチライターと広報責任者を務めたガイ・スノッドグラス氏が、当時の国防総省の内幕を書いた新刊書の内容として、軍事情報サイトのタスク・アンド・パーパスが伝えた。

マイクロソフトは25日、100億ドル(約1兆800億円)規模に上るクラウド事業の契約先に選ばれた。アマゾンはマイクロソフトが選ばれたことに「驚いている」との声明を出し、純粋に比較すれば別の結論に至ったはずだと主張した。

タスク・アンド・パーパスが発売前に入手したスノッドグラス氏の本によると、トランプ氏は昨年夏、国防長官だったマティス氏への電話で、アマゾンを契約先の候補から外すよう指示していた。

マティス氏は当時、スノッドグラス氏らスタッフにこれを伝えたうえで、契約先の選定は「規則に従い合法的、倫理的に」進めると明言したという。

トランプ氏は数年前から、アマゾンと創業者のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)、さらに同氏がオーナーを務める米紙ワシントン・ポストとの敵対姿勢をあらわにしてきた。

アマゾンに対しては、ライバル企業のひとつ、米オラクルがかねて、国防総省内外の当局者から便宜を得ていると主張。トランプ氏は7月、クラウド事業の契約先を厳しく検証すると表明していた。ただし複数の独立機関による調査で、不正の証拠はほとんど見つかっていない。同省の監査官は11月末までに、調査結果の最終報告書を出す見通しだ。

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