FBI、ラスベガス銃乱射の捜査終了 動機は特定されず

2017年のラスベガス銃乱射事件で、動機は特定されなかったとFBIが発表/Ethan Miller/Getty Images

2017年のラスベガス銃乱射事件で、動機は特定されなかったとFBIが発表/Ethan Miller/Getty Images

(CNN) 米連邦捜査局(FBI)は29日、2017年10月にラスベガスで起きた米史上最悪の銃乱射事件に関する捜査を終了したと発表した。犯行後に自殺したスティーブン・パドック容疑者の明確な動機は特定されなかったとしている。

パドック容疑者はホテルの部屋から屋外コンサート会場に向けて銃を乱射し、58人を殺害、約500人にけがを負わせた後で自殺した。

FBIが29日に発表した捜査結果のリストによると、同容疑者にはほかの銃乱射犯と同様、特定の対象に対するうらみはみられず、自殺願望があったことが分かった。

FBIのチームは、同容疑者が単独で犯行に及んだと断定。イデオロギー上の動機を持つ人物または組織から指示や支援を受けた犯行ではなかったとしている。

チームは約1年間にわたって証拠や情報を分析した末、「動機となる単一の明確な要因はなかった」との結論に達したという。

FBIの報告書によれば、パドック容疑者は警官隊の動向をカメラで監視し、突入間近だと知って銃撃を加速させるなど、自殺を前提に行動していたことがうかがえる。

報告書はまた容疑者について、生涯にわたり自分の考えをひた隠しにしてきた人物としたうえで、そうした気質が今回の大量殺人に関する最終的な思考にまで及んでいたと断じている。

同事件をめぐっては、ラスベガス警察も捜査の最終報告で、犯行の動機は特定できないとの結論を出していた。

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