サウジ記者殺害、トランプ氏が「史上最悪の隠蔽」と非難

サウジ記者死亡 「最悪の隠ぺい」

(CNN) サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏がトルコのサウジ総領事館で死亡した事件について、トランプ米大統領は23日、殺害を計画した者が作戦に失敗して「史上最悪の隠蔽(いんぺい)」を図ったとの見方を示した。

トランプ氏はホワイトハウスの執務室で記者団に、「だれかが大きなへまをした」「考えついたやつはだれなのか、とにかく大ピンチに陥っているはずだ。陥って当然だ」と語った。

さらにサウジ側がなんと説明しようと、作戦はあらゆる段階で失敗したと批判。「手順も実行もだめだった。隠蔽と呼べるのかどうか、それもうまくいかなかったのは確かだ」と述べた。

事件をめぐるサウジ側の説明を、トランプ氏がこれほど強く批判したのは初めて。複数の関係者がCNNに語ったところによれば、同氏は最近、サウジに裏切られたとの思いを漏らし、自身が迷惑をこうむることに不満を示していたという。

ポンペオ米国務長官は同日、カショギ氏を殺害した実行犯に対して、米国へ入国するビザを無効にする措置をとると発表。米当局はすでに実行犯のうち少なくとも数人を特定していると述べた。

ポンペオ氏はさらに、国務省が財務省と協力して、資産凍結や渡航禁止など人権侵害に対する制裁措置も検討していることを明らかにした。

これに続いて国務省のナウアート報道官は、サウジ人の容疑者21人について、ビザを無効にしたり申請資格を取り消したりするとの方針を発表した。ただし別の同省報道官がCNNに語ったところによると、対象者の名前は法律の規定により公表できないという。

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