LA近郊で中国人男性の誘拐か、FBIが情報募る

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誘拐されたとみられる中国籍のトニー・リャオ・ルオチェンさん/FBI

誘拐されたとみられる中国籍のトニー・リャオ・ルオチェンさん/FBI

(CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルス東郊のサンガブリエルで先月、中国人男性が何者かに連れ去られたとして、米連邦捜査局(FBI)が情報提供を呼び掛けている。

FBIの当局者によると、同市在住で中国籍のトニー・リャオ・ルオチェンさん(28)は3人組の男たちに連れ去られ、黒っぽいワゴン車に乗り込む姿が目撃されたのを最後に、行方が分からなくなっている。

一緒に車に乗った人物は、「デービッド」という名前の中国人と判明した。中国語を話し、年齢は35~40歳、身長183センチ前後とされる。FBIが公開した「デービッド」の似顔絵には、黒っぽい髪を短く刈ったアジア系の男が描かれている。

犯行グループからは初めに身代金要求の電話があったものの、途中から連絡が途絶えているという。

FBIはリャオさんの生死にかかわらず、発見につながる情報の提供者に2万5000ドル(約280万円)の報奨金を出すと発表した。

またリャオさんの家族は、本人が無事に帰った場合に最大で15万ドルを支払うと表明している。

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