ロシア当局者、「フリン氏利用できる」と自慢 情報筋

2017.05.20 Sat posted at 12:20 JST

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ワシントン(CNN) ロシアによる米大統領選介入疑惑に関連し、複数のロシア当局者が昨年の選挙期間中、フリン前大統領補佐官(国家安全保障担当)と強固な関係を築いたと豪語し、トランプ氏やその陣営に影響を与えるためフリン氏を利用できるとの見方を示していたことが20日までに分かった。複数の情報筋がCNNに明かした。

会話は米情報当局者が入手したもので、ロシアがフリン氏を協力者とみていたことを示唆しているという。この関係は昨年1年間を通じて発展。フリン氏は同年12月、ロシアのキスリャク駐米大使と電話で話しているのが傍受され、最終的に大統領補佐官を辞任する事態となった。

ただ当局者らは、ロシア側がこうした会話の中でトランプ陣営への影響力を誇張していた可能性もあるとして慎重な姿勢を示した。

オバマ前政権や現政権の当局者によれば、一連の会話は米情報当局者に深い懸念を与えた。情報当局者の一部はフリン氏と共有する機密情報の量を制限するため、自らの判断で対応を取っていたという。

フリン氏の弁護士からのコメントは得られていない。ホワイトハウスの当局者は声明で、「これらの調査が完了すれば、トランプ陣営とロシアの間でなれ合いがあったことを示す証拠は出てこないと確信している」などと述べた。

フリン氏はトルコ政府の権益にからんで53万ドル(約5900万円)の支払いを受けたとの指摘もあり、連邦捜査官が調べを進めている。同氏は選挙期間中にこれを開示しなかった。

トランプ氏は一貫してフリン氏を擁護する姿勢を示してきた。米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官のメモによると、2月にはコミー氏に対し、フリン氏へのFBIの捜査を打ち切るよう促していた。この会話について今週初めに報じられたことを受け、司法妨害に当たるとしてトランプ氏を批判する声も上がっている。

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