オバマ氏、私的会話は「録音せず」 前ホワイトハウス当局者

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トランプ大統領(左)はコミー氏との会談について録音を示唆する発言をしていた

トランプ大統領(左)はコミー氏との会談について録音を示唆する発言をしていた

(CNN) 米国のオバマ前政権時代のホワイトハウス(WH)当局者は14日までに、オバマ氏はホワイトハウス内で個人的な会合を持った際、会話の内容を録音はしなかったとの事実を明らかにした。CNNの取材に述べた。

「個人的な会合を秘密裏に録音テープに収めるようなことはしなかった」と語った。

この前当局者によると、ジャーナリストと会う場合、通常の措置に従い、第三者の立場から会話の内容を記録するため速記者が同席していた。速記者はテープレコーダーや時には会話のやりとりを明瞭に記録するため長い棒の先端に取り付けられたマイクを据えて、立ち会っていたとしている。

その上でオバマ氏にインタビューした記者なら、この手順を承知しているだろうとも指摘。速記者は通常の記者会見なども録音し、後でその内容を書き起こしているともした。

米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官の解任をめぐっては、トランプ大統領がホワイトハウス内などで交わした前長官との会話の録音を示唆する言動が論議を呼んでいる。トランプ氏は12日、ツイッター上で「彼が会話の内容をメディアに漏らす前、録音テープがないと願えばいい」と述べ、コミー氏を威嚇するような含みをにじませていた。

トランプ氏が内輪での会話の録音に言及したのは今回が初めてではない。今年3月には昨年の大統領選の終盤、オバマ氏がニューヨークにあるトランプ氏の拠点である「トランプ・タワー」内の電話内容を録音させていたと非難していた。

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