渡航歴ない4人がジカ熱、蚊が媒介の初症例か 米フロリダ州

2016.07.28 Thu posted at 13:41 JST

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(CNN) フロリダ州衛生局は27日、蚊が媒介するジカウイルス感染症(ジカ熱)について、流行国への渡航歴がない住民がウイルスに感染したと思われる症例が4例確認されたと発表した。今回見つかった4例のうち1例でも地元で蚊に刺されて感染したことが確認されれば、米本土で蚊がジカ熱を媒介した初のケースとなる。

4例のうち2例はマイアミデード郡、2例はブロウォード郡で確認された。4人ともジカ熱が流行している国や地域に渡航したことはなかった。性感染の可能性は排除されていない。

当局は感染者数を特定するため、住民を個別に訪問して尿検査への協力を求めている。感染しても80%は症状が出ないことから、知らないうちに感染している可能性もある。

米連邦当局は、米国内での感染は予想されるとしながらも、感染が広がることはないとの見通しを示している。

米疾病対策センターの広報は、「フロリダ州南部で蚊を通じた感染が起きていることをうかがわせる証拠が増えている」と説明。同州南部では数年前に、チクングニア熱など蚊が媒介する感染症の感染が起きており、今回はその時と感染パターンが似ていると指摘した。

CDCは州当局に協力してフロリダ州での調査を進めている。

これまでに同州で確認された症例は381例。うち53人を妊婦が占める。CDCが20日までに確認した米本土とハワイでの感染者は1404人に上っているが、米国内で蚊に刺されて感染した症例は確認されていない。

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