旅客機内でヒジャブ脱がせる、被告が有罪認める 米

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(CNN) 米国内線の旅客機内で乗客の女性が着けていた「ヒジャブ」を力ずくで外させ、宗教実践の自由を侵した罪に問われた被告が、司法取引に応じて有罪を認めたことが15日までに分かった。ヒジャブはイスラム教徒の女性が髪を覆うために使うスカーフだ。

司法省の発表によると、被告はノースカロライナ州に住む男(37)。昨年12月11日、イリノイ州シカゴからニューメキシコ州アルバカーキ行きのサウスウェスト航空機に乗った。

ニューメキシコ州の連邦地裁に申請された司法取引によれば、被告は同機が目的地に到着する直前、女性の座席の横に立ち、「(ヒジャブを)取れ。ここはアメリカだ」と言って後ろからヒジャブを強く引いたことを認めている。女性は頭部全体があらわになったため、あわてて覆い直したという。

司法取引が成立すると、被告には2カ月間の自宅軟禁を命じられる見通し。裁判で有罪となった場合は最大で禁錮1年、罰金10万ドル(約1080万円)などの刑を言い渡される可能性があった。

司法省公民権局の責任者は13日の声明で、「すべての米国人は偏見や暴力を受けることなく信仰を平和的に実践する権利がある」と述べ、今後も引き続き全国民が信教の自由を保障されるよう警戒に当たると表明した。

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