共和党討論会、非難合戦に

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90秒で振り返る、共和党候補の討論会

デトロイト(CNN) 今秋の米大統領選に向け共和党の指名獲得を目指す候補者4人が3日、ミシガン州デトロイトで行われたFOXニュース主催のテレビ討論会に臨んだ。

序盤のヤマ場である「スーパーチューズデー」を終えて有力候補が絞られるなか、現時点で独走態勢に入った実業家ドナルド・トランプ氏に厳しい質問が集中。大荒れの非難合戦の様相を呈したものの、他の3候補はトランプ氏が指名を獲得した場合にはこれを支持するとの見解で一致した。

討論は自身への批判に対するトランプ氏の反撃で幕を開けた。スーパーチューズデーで待望の1勝を挙げたマルコ・ルビオ上院議員が「個人攻撃は止めて政策論を戦わせよう」と呼びかけると、トランプ氏はルビオ氏こそ最近のコメントで自分の手の小さいことを冗談のネタにしていたとすかさず指摘した。

トランプ氏はさらに、聴衆に向かって両手を広げながら「手が小さいから体のほかの部分も小さいと言いたいのだろうが、その点では何の問題もないことをここで保証する」と、大統領選の候補者としてはおそらく前代未聞のコメントを発して会場を沸かせた。

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