米国民の7割が「現状に怒り」 中間選挙控えオバマ政権に逆風

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国の方向性に7割が「怒り」 米世論調査

ワシントン(CNN) 来月4日に中間選挙を控えた米国での世論調査で、国民の7割近くが国の現状に怒りを感じ、半数以上はオバマ大統領の仕事ぶりを支持していないことが28日までに分かった。与党・民主党は厳しい闘いを強いられそうだ。

CNNと米調査機関ORCインターナショナルが共同で実施した調査によると、米国の現状に対して「大変怒っている」と答えた人は30%、「やや怒っている」とした人が38%。一方で「全く怒っていない」と答えた人は31%にとどまった。

CNNのキーティング・ホーランド世論調査担当ディレクターによると、2010年の中間選挙で共和党が下院の過半数を奪還した時の世論調査でも、「大変怒っている」との回答が31%を占めていた。

怒りの感情が共和党支持者を投票に駆り立てる要因となることも考えられる。中間選挙でぜひ投票したいとの熱意を示す回答は共和党の有権者で36%に上ったのに対し、民主党では26%にとどまった。この10ポイントの差が投票率に影響し、接戦区で民主党への逆風となる可能性がある。

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