レイプ被害者は「ふしだら」、被告への量刑で論議 米

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女性のジェニーン・ハワード裁判官は地元紙ダラス・モーニング・ニューズに対し、判決理由について医学的な記録を一部根拠にしながら、少女は自ら主張するような被害者に当たらないと指摘。性交渉の相手が3人おり、出産の過去もあると付け加えていた。

被告については、典型的な性犯罪者でないとの見方を示した。

今回の判決内容について、同州ダラス郡担当の検察当局者は、レイプの犠牲者が被害を届け出ることを妨げる結果になりかねないとの懸念を表明した。

一方、被告の弁護士はCNNの取材に対し判決内容を事件の状況を踏まえるなら、公正で適切と評価。被害者は性交渉を持つことに合意していたとも述べた。ただ、被告が行為の中止を求める被害者を無視したことは認め、被告はこの過ちを警察に認めていたとも語った。

既に収監されている被告は刑期を終えた後、性犯罪者として登録される予定。

ただ、検察側は被告の保護観察処分期間中における行動面の制約をより厳しくすることを申し立てており、新たな裁判官が審理に当たる。

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