コヨーテは都会好き?、快適な暮らし求めて移住 米で追跡調査

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(CNN) 北米一帯に生息するオオカミに似た動物のコヨーテが、近年都市部へ移りすむ傾向を示している。民家の庭に迷い込むケースも増えそうだ。

米オハイオ州立大のスタン・ガート准教授がこのほど、同州で開かれた環境関連の国際会議で語った。同氏らのチームは12年前から、発信機付きの首輪を使って約680匹のコヨーテを追跡してきた。その結果、農村部から市街地へ拠点を移し、「快適な暮らし」を営むコヨーテが増えていることが分かったという。

ある一群は、全米第3のにぎわいを誇るシカゴのオヘア国際空港からわずか約8キロの地区にすみ着いた。「えさも水もその場で手に入るということだろう」と、同氏は指摘する。

都市部は農村部よりむしろ生存に適しているのかもしれない。コヨーテの赤ちゃんが無事に育つ確率は、都市部の方が5倍も高いという。また同氏によれば、コヨーテは順応性が非常に高い。都市部の群れはえさの種類や巣の作り方を変え、夜行性の生活に切り替える一方で、群れの構成や縄張り主義、「一夫一婦制」のつがいで子育てする習性などは維持しているようだ。

人間に対しては「自然な敬意と恐怖感」を抱いているとみられ、大きな声を出したり石を投げたりすれば逃げていく。ただネズミや害虫だけでなく、犬、猫などのペットまで食べられてしまう可能性があるので注意が必要だ。

同氏によると、アライグマやスカンク、キツネなどの小動物はすでに市街地に定着している。コヨーテに続いて、さらに大きく肉食性の強いピューマやクマの目撃情報も増加傾向にあり、人間への危害が懸念されている。

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