もうハワイでハシナガイルカと一緒に泳げない、米当局が禁止

ハワイ諸島付近で泳ぐハシナガイルカ/NOAA Fisheries/AP

ハワイ諸島付近で泳ぐハシナガイルカ/NOAA Fisheries/AP

(CNN) 米ハワイ州で、住民や観光客らがハワイアンハシナガイルカと一緒に泳いだり、間近で接することを禁止する規制が導入された。米海洋大気局(NOAA)が明らかにした。

生物学者らは以前から、人間との関わりによってイルカがストレスを受けていることに注目していた。今回の規制を作成するのには数年を要することになった。

夜行性のハシナガイルカは休息したり、幼体に餌を与えたりする日中には海岸に近い海域に集まることで知られている。

ハシナガイルカはハクジラ類に分類され、地球上の熱帯の海域に生息する。細身かつ敏しょうで、灰色と白色の体を持ち、海面から跳び上がり、空中で輪を描くように回転することでよく知られている。ハワイアンハシナガイルカはハシナガイルカの亜種で、ハワイ諸島全域で見られる。

9月28日に発表された新規制では、海洋哺乳類保護法の下、ハシナガイルカの嫌がる行為を禁止。人々や船舶がイルカから50ヤード(約46メートル)以内に近づくことを禁止した。

新規制が提起された2016年当時、米海洋漁業局のアン・ギャレット支局補佐は「日中、イルカたちは沿岸部で休息することから、イルカを対象にした行為に対して非常に弱い状況に置かれることになる」と指摘。

「時間が経過するうちに、イルカの健康に影響を与える可能性がある。子どもに餌を与えなくなったり、子どもや生息域を放棄したりするなど、長期でみれば個体数に悪い影響を受ける可能性がある」と述べていた。

NOAAは、イルカなどの野生生物を目当てとしたツアーについて、イルカから距離を取って行われる場合には継続できるとしている。

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