村を丸ごと売り出す、値段3億円余 NZ南島

ワイタキ湖村は1930年代、近くのダム建設工事に従事する作業員や家族らのために造られた/Michael Brady/Getty
写真特集:NZの湖畔の村、丸ごと売ります

ワイタキ湖村は1930年代、近くのダム建設工事に従事する作業員や家族らのために造られた/Michael Brady/Getty

(CNN) ニュージーランド(NZ)の南島にある村落がこのほど、280万米ドル(約3億1640万円)の値段で丸ごと売り出された。

同島ダニーデンから北へ約180キロ離れた「ワイタキ湖村」で、1980年代後半から無人状態となっている。ただ、荒れ果てた景観とはなっておらず、建物などの保存状態も極めて良いという。

村には民家8棟、レストラン、ビリヤード室や台所、複数車両が入れられる車庫などが備わったロッジもある。

村は1930年代、近くのダム建設工事に従事する作業員や家族らのために造られた。しかし、ダムの運用が自動化され、日常の人力業務が不必要となったため1980年代後半から廃れ始めていた。多くの国民が地方での生活に見切りを付け、都市部への移住が加速する時代背景とも重なっていた。

同国に拠点がある不動産業者によると、同村周辺の観光地としての潜在力が認知され始めたのはごく最近のこと。山岳から海につながる自転車での旅に好適なコースが開設され、訪問客が増え出していた。

ただ、外国人がワイタキ湖村を買うのは今年成立した国内法により不可能となっている。同法の背景には、国内の不動産価格が急上昇し、地元住民が生まれ育った地域に居住することが難しくなる現状があった。

同法が可決された今年8月、パーカー貿易相は「ニュージーランド人がニュージーランドで住宅を購入するのは生得権」とも強調していた。

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]