ツイッターの禁止アカウント、大部分を復活へ マスク氏表明

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イーロン・マスク氏はツイッターの禁止アカウントの大部分を復活させる方針を発表した/Jonathan Newton/The Washington Post/Getty Images

イーロン・マスク氏はツイッターの禁止アカウントの大部分を復活させる方針を発表した/Jonathan Newton/The Washington Post/Getty Images

(CNN Business) 米ツイッターのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は24日、これまで凍結されていたアカウントの大部分を来週から復活させると表明した。これまでは規定違反を繰り返すユーザーのアカウントが永久凍結されていたが、その方針を覆す措置となる。

マスク氏は24日、「恩赦が来週から始まる。Vox Populi,Vox Dei(ラテン語で<民の声は神の声>の意味)」とツイートした。

同氏はこの前日、自身のフォロワーを対象に、法を破ったり悪質な投稿に関与していないことを前提として、凍結されたアカウントに全般的な恩赦を与えることの是非を問う投票を行っていた。

投票では賛成が72.4%に上り、反対の27.6%を大きく上回った。投票数は300万を超えた。

現時点で、違法行為や悪質投稿などを理由に凍結されたアカウントを区別する方法や、復活されるアカウントの総数などは分かっていない。

マスク氏は先に米国のドナルド・トランプ前大統領のアカウントを復活させたほか、カナダの保守系ポッドキャスター、ジョーダン・ピーターソン氏、右派の風刺サイト、バビロン・ビー、コメディアンのキャシー・グリフィン氏、マージョリー・テイラー・グリーン米下院議員などの禁止あるいは凍結アカウントを復活させていた。

マスク氏はツイッターを買収した直後、意見が大きく分かれる問題については「コンテンツ監視委員会」を設置すると述べ、それまでコンテンツに関する重大な決定は行わないとしていた。しかしそうした委員会が設置された形跡も、マスク氏の方針決定に関与している形跡もない。

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