英規制当局、アマゾンとグーグルの偽レビュー対策を調査

英国で、アマゾンとグーグルが商品の偽レビューから消費者を守るための対策を怠っているとの懸念について本格的な調査が始まった/Shutterstock

英国で、アマゾンとグーグルが商品の偽レビューから消費者を守るための対策を怠っているとの懸念について本格的な調査が始まった/Shutterstock

ロンドン(CNN Business) 英国の規制当局、競争・市場庁(CMA)は、米アマゾンとグーグルが商品の偽レビューから消費者を守るための対策を怠っているとの懸念について、本格的な調査を開始した。

CMAが25日に発表したところによると、昨年5月からの予備的調査に基づき、正式な調査を進めている。両社に改善を求めたり、法的措置を取ったりすることもあり得るという。

CMAのコシェリ長官は、偽レビューで消費者がだまされ、法律を守っている企業が損をするような事態を懸念していると述べた。

英消費者団体「ウィッチ?」が今年実施した調査では、アマゾンのレビュー偽装で金をもうける行為が横行している実態が明らかになった。ある業者は英国だけで2万人、世界で計6万2000人に投稿を依頼し、レビュー1件13ポンド(約2000円)、50件セットなら620ポンド(約9万5000円)からの価格で販売していた。

これに対してアマゾンの報道担当者は、偽レビューの防止に努めていると強調した。同社は昨年、偽装が疑われるレビューを世界で計2億件削除し、今月初めには同団体の調査で見つかったウェブサイト2件のオーナーらを提訴した。

グーグルの報道担当者も、実体験に基づいたレビューを求めるルールに違反した場合は、問題のコンテンツやアカウントを削除する方針を確認した。

IT大手による競争阻害行為の可能性をめぐっては、世界各地の規制当局が調査に乗り出している。

CMAはフェイスブックについても同様の問題を調査中。欧州連合(EU)も最近、フェイスブックとグーグルの広告配信について、競争法違反の疑いで調査を開始した。

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