スペースX、月探査ミッションの支払いをドージコインで受け付け

スペースXが月探査ミッションの支払いをドージコインで受け付ける/Yuriko Nakao/AFLO/Shutterstock

スペースXが月探査ミッションの支払いをドージコインで受け付ける/Yuriko Nakao/AFLO/Shutterstock

ニューヨーク(CNN Business) 米宇宙企業スペースXは11日までに、2022年前半に予定される月探査ミッションの支払いを柴犬ロゴが特徴の暗号通貨「ドージコイン」で受け付けると明らかにした。

支払いを行うのはカナダのジオメトリック・エナジー社。「ドージ1」と呼ばれるミッションで重さ約40キロの人工衛星を搭載するため、代金の全額をドージコインで支払う。声明によると、この人工衛星はセンサーやカメラを通じて「月空間の情報」を入手する見通しだという。

ジオメトリック・エナジーのサミュエル・リード最高経営責任者(CEO)は電話で「これは冗談ではない」と述べたものの、詳しい言及は控えた。

ただ、ドージコインは実際に冗談で始まった。2013年にソフトウエアエンジニア2人によって創設された仮想通貨で、その価値や人気はネット上での話題性やSNSで拡散する投稿と密接に結び付いている。ここにきて市場で最も人気の高い暗号通貨のひとつに躍進しており、中でもスペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)はドージコインの熱烈かつ著名な支持者となっている。

マスク氏は8日、米人気コメディー番組「サタデー・ナイト・ライブ」に登場した際、ドージコインは「詐欺」だと発言。その後、取引価格が40%下落した。ただ、ドージコインは年初来で1万2000%、今月だけで800%上昇している。

ドージコインが売られた要因は不明。投資家はマスク氏がもっとドージコインの追い風になる発言をすると期待していたのかもしれないが、むしろ「うわさで買って事実で売れ」という戦略を実行した可能性の方が高い。これは何らかのイベントの前に臆測に基づいて資産を買い、そのイベントが起きた後に売る戦略を指す。

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