米有権者にトランプ氏への投票迫るメール、国外のサーバー経由か

米国の有権者に対して、トランプ大統領に投票するよう脅すメールが送られていたことがわかった/Joe Raedle/Getty Images

米国の有権者に対して、トランプ大統領に投票するよう脅すメールが送られていたことがわかった/Joe Raedle/Getty Images

(CNN) 米フロリダ、アラスカ両州などで20日、一部の有権者に「トランプに投票せよ」と脅す内容のメールが届いたという通報が相次いだ。

フロリダ州選挙管理当局の報道担当者は、この日に数十件の通報が殺到したため、連邦捜査局(FBI)などに報告したと述べた。

フロリダ大学では学生や職員、卒業生ら183人に同様のメールが届いた。

米NGO「法の下の公民権を求める弁護士委員会」には同日、40人近い有権者からメール受信の通報があった。

アラスカ州選管の報道担当者は、住民にこうしたメールが送られていることを認識し、連邦機関に伝えたと語った。

国土安全保障省サイバーセキュリティー・インフラストラクチャー・セキュリティー庁(CISA)の報道担当者はメールの件を調査中だとしたうえで、「ひとつ言えるのは、皆さんの投票の秘密は守られるということだ」と強調した。

CNNがフロリダ州の女性から入手したメールには、トランプ氏に投票しなければ「お前を狙う」と書かれていた。

送信元アドレスは「info@officialproudboys.com」となっていたが、極右団体「プラウド・ボーイズ」の責任者は関与を否定。「FBIに連絡し、協力している」「悪意を持ってわれわれの団体を装い、有権者を脅した犯人がつかまることを願っている」と述べた。

CNNがメールの分析を依頼した専門家によると、送信にはサウジアラビアのインフラが使われていた。別のメールがエストニア経由で送られたとの情報もある。

何者かが米国外にある複数の無防備なサーバーを悪用したと考えられる。米大統領選を間近に控え、今後さらに同様の犯行が増える可能性も指摘されている。

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