米金融公社、中国からのサイバー攻撃被害を隠ぺい 下院委

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連邦預金保険公社(FDIC)のコンピューターが中国から不正侵入を受けていた

連邦預金保険公社(FDIC)のコンピューターが中国から不正侵入を受けていた

ニューヨーク(CNNMoney) 米下院科学・宇宙・技術委員会は13日、連邦預金保険公社(FDIC)が2010~13年にかけて中国からサイバー攻撃を受けていたが、それを隠ぺいしようとしていたとする調査報告書を公表した。

下院の調査チームの報告書によれば、中国政府はFDICのコンピューター12台とサーバー10台への侵入に関与した。総裁らFDIC幹部の機密情報の入ったコンピューターも被害に遭ったという。

またFDICはサイバー攻撃を受けたことを調査チームから隠そうとしたという。例えば法務関係者は職員に対し、公的な記録に残るのを避けるために電子メールでサイバー攻撃について触れることを禁じたという。

FDICからのコメントは得られなかった。だがFDIC自身も最近行われた内部調査で、議会に対し「リスクの規模について正確に伝えなかった」ことを認めている。FDICではルールの改正に取り組んでいるという。

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