米グーグル社員、7割が男性 白人は6割 内訳初公開

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米グーグルは社員構成に関する報告書で白人と男性が過半と発表

米グーグルは社員構成に関する報告書で白人と男性が過半と発表

ニューヨーク(CNNMoney) 米グーグルは、社員の性別や人種の内訳を示す多様性報告書を初めて公表した。それによると、同社社員は男性が70%を占め、人種別では白人が61%、アジア系が30%、ヒスパニック系が3%、黒人は2%だった。

この現状についてグーグルは、「多様性という点で望ましい状態とはいえない」とコメント。「こうした課題は、事実に基づき公に論議しない限り、対応は難しい」とした。

特に技術系の社員は83%を男性が占め、経営陣は79%が男性、72%が白人となっている。

これと比較して、米国勢調査局の統計によれば、米国の人種構成は白人が63%、ヒスパニックが17%、アフリカ系が5%、アジア系が5%。また、労働省の統計では就労者のうち49%を女性が占める。

フルタイムで働くグーグルの社員は2013年末の時点で4万7756人。内訳は研究開発部門に1万8593人、営業宣伝部門に1万5348人、一般・事務管理部門6563人、運営部門7252人となっている。

CNNマネーが昨年入手した米IT大手5社の人種構成に関する政府報告書でも、シスコシステムズやインテル、デルといった各社の多様性に欠ける実態が判明していた。

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