ボイジャー2号と7カ月ぶりに通信再開、通信設備を修理

パラボラアンテナの修繕を行う様子=豪キャンベラ/JPL-Caltech/NASA

パラボラアンテナの修繕を行う様子=豪キャンベラ/JPL-Caltech/NASA

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は、1977年に打ち上げられた探査機「ボイジャー2号」に対して7カ月ぶりに指示を送り同機と通信できたと明らかにした。これまではオーストラリア・キャンベラにある通信用設備が故障していたが、これを修理して通信再開につなげた。

NASAのチームは3月半ばから、キャンベラにある「深宇宙ステーション43」の修理と改修を行っている。ボイジャー2号と通信することが世界で唯一可能なのが、この施設だ。それは、ボイジャー2号が深宇宙にいるほか、アンテナが南半球に位置し、設備が探査機の1970年代のテクノロジーと通信できることに起因する。

直径70メートルのパラボラアンテナは修理が必要で、2つある無線送信機のひとつは47年間にわたって改修されていなかった。

10月29日に試験用の信号を送信したところ、11月2日にボイジャー2号が信号を送り返してきた。ボイジャー2号は信号を受信し、送った指示を実行した。

今回のプロジェクトの責任者は、ボイジャー2号との試験通信によって作業が順調に進んでいることがわかったと述べた。改修工事が完了するのは2021年2月の予定。

ボイジャー2号は2018年に人工物として2番目に星間空間に到達した。人工物として最初に星間空間に到達したのはボイジャー1号で2012年のことだった。

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