ウクライナ選手、侵攻批判のロシア選手を「勇敢」と称賛 全仏テニスで対戦後

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親指を立てるダリア・カサトキナ選手/Benoit Tessier/Reuters

親指を立てるダリア・カサトキナ選手/Benoit Tessier/Reuters

カサトキナ選手は試合終了後、握手の代わりに親指を立てる好意的なジェスチャーをスビトリナ選手に送った。これに対して観客の一部からブーイングが起きた。

カサトキナ選手は5日、ツイッターに「とても苦々しい心境でパリを後にしようとしている」と投稿。「どの試合でも常に観客からの応援に感謝してきたが、昨日は対戦相手の握手拒否を尊重しただけでブーイングを受けた」「私たちはお互いへの敬意を表したのに」と書き込み、「敵意を広めないで」と訴えた。

同選手は昨年、同性愛者であることを明かし、ロシア政府の同性愛規制に対しても批判を展開してきた。

スビトリナ選手が準々決勝で対戦するベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカ選手は、試合後の記者会見でウクライナ侵攻へのベラルーシの関与について問い詰められ、不安を感じたとして、その後の会見を欠席している。

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