入院中のサッカーの「王様」ペレさん、SNSに前向きの書き込み

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サッカーの元ブラジル代表のペレさん=2017年/Alexander Zemlianichenko/AP

サッカーの元ブラジル代表のペレさん=2017年/Alexander Zemlianichenko/AP

(CNN) サッカーの元ブラジル代表で「王様」と呼ばれたペレさん(82)が3日、入院先からインスタグラムを通し、「力強く、たくさんの希望を持っていつも通りの治療を受けている」と報告した。

ペレさんは昨年9月に結腸がんの摘出手術を受け、同12月に化学療法のため入院。先月29日から治療の見直しのため、サンパウロ市内の病院に入院している。

現地メディアは病状の悪化を伝えていたが、本人は「友人の皆さんには落ち着いた、前向きの気持ちでいてほしい」と投稿。医療、看護スタッフへの感謝と神への信仰に言及し、「世界中から届く愛のメッセージのおかげで力がみなぎっている。ワールドカップ(W杯)のブラジルにも注目を」と書き込んだ。

病院はペレさんの容体について、呼吸器感染症の治療に効果がみられ、直近24時間に悪化の傾向は示していないと発表した。

SNS上では3日、国際サッカー連盟(FIFA)や出身チームのサントスFC、W杯に出場中の現役選手らから応援のメッセージが寄せられた。

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