射殺されたラップ歌手、数日前に「狙われている」 犯人はSNSで居場所特定

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ステージでパフォーマンスを見せるPnBロックさん=2019年8月11日、米カリフォルニア州アナハイム
/Scott Dudelson/Getty Images/File

ステージでパフォーマンスを見せるPnBロックさん=2019年8月11日、米カリフォルニア州アナハイム /Scott Dudelson/Getty Images/File

(CNN) 米ロサンゼルス市内の飲食店で強盗に射殺されたラップ歌手のPnBロックさんが、事件の数日前、強盗に狙われている気がすると仲間に打ち明けていたことが分かった。

PnBロックさんは12日、ロサンゼルス市内の飲食店で起きた強盗事件で射殺された。その1週間ほど前、ユーチューバーのDJアカデミクスさんのインタビューの中で、自分とガールフレンドと自分の子どもが後をつけられていると語り、「ピリピリしたくないから冷静になろうとしている」「(家族には)できるだけ落ち着いていてほしい」と話していた。

さらに、ラップ業界では強盗が「普通」になっていると話し、「自分は人生で一度も強盗に遭ったことはない」「『絶対ない』とは言わないし、迷信深いわけではないけれど、これまで強盗に遭ったことはない」と強調。そうした「ギャング」生活をしている連中の餌食になりそうなナイトクラブのような場所へは行かないと話し、「そんな状況には身を置かない。そんな状況で何が起こるかは分かっているから」としていた。

ロサンゼルス市警(LAPD)によると、PnBロックさんは友人と「簡単な食事を楽しんでいた」ところを襲撃された。犯人はSNSの投稿からPnBロックさんと同伴の女性が食事している場所を突き止め、その場所にやって来たという。

「そこでもみ合いになり、PnBロックさんは撃たれて命を落とした。ただ身に着けていたジュエリーと貴重品のためだけに」とLAPDのマイケル・ムーア本部長は話している。

警察は殺人事件として捜査を続けている。

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