大坂なおみ、ウィンブルドン欠場も東京五輪で復帰へ 代理人

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全仏オープンに出場した大坂なおみ=5月30日パリ・フランス/Julian Finney/Getty Images Europe/Getty Images

全仏オープンに出場した大坂なおみ=5月30日パリ・フランス/Julian Finney/Getty Images Europe/Getty Images

(CNN) 女子テニスの大坂なおみが、今年のウィンブルドン選手権(英国)を欠場することが分かった。代理人が17日に明らかにした。東京五輪で競技に復帰する計画だという。

代理人は声明で「なおみは今年のウィンブルドンではプレーしない。友人や家族と一緒に個人的な時間を過ごす」と説明。「彼女は五輪に備える考えで、母国のファンの前でプレーできるのを楽しみにしている」と述べた。

大坂は5月、全仏オープンの記者会見を拒んだことで1万5000ドル(約165万円)の罰金を科され、その後に大会を棄権した。

大坂はツイッターで棄権を発表した際、2018年に4大大会(グランドスラム)で初優勝してから「長い間うつに苦しんできた」と明かしていた。

ウィンブルドンの大会主催者、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(AELTC)は声明で、大坂の欠場は非常に寂しいとしつつも、今回の決断に理解を示した。

そのうえで「友人や家族と幸せな時間を過ごしてくれることを願う。来年ウィンブルドンに再び迎えるのを楽しみにしている」とした。

大坂に先立ち、男性テニスのラファエル・ナダルは、ウィンブルドンと東京五輪を両方欠場すると発表していた。

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