メキシコのプロレスラー、リング上で倒れ死去 英興行中に心臓発作

メキシコ出身の覆面レスラーが、ロンドンでの試合中に心臓発作で死去した/Jack Taylor/Getty Images Europe/Getty Images

メキシコ出身の覆面レスラーが、ロンドンでの試合中に心臓発作で死去した/Jack Taylor/Getty Images Europe/Getty Images

ロンドン(CNN) メキシコ出身の51歳のプロレスラーが英ロンドンでの試合中にリング上で倒れ、そのまま死去していたことが13日までに分かった。心臓発作が原因とみられている。

亡くなったのは「シルバー・キング」のリングネームで知られる覆面レスラーのセサル・バロンさん。メキシカンスタイルのプロレス、「ルチャ・リブレ」の英国での興行に参加し、ロンドンで11日に行われた試合に出場していた。

同日午後10時21分に救急当局が通報を受け、救急車2台と救急救命士らが会場へ駆け付けたが、その場でバロンさんの死去が確認された。

英PA通信によると、会場側は声明でバロンさんの家族や友人、興行中のメンバーらに対して哀悼の意を表明。バロンさんが死去した時の状況について調査していると述べた。ロンドン警視庁はバロンさんの死に「不審な点」はないとしている。

バロンさんはこの日の試合に悪役レスラー「ラムセス」として登場。ラムセスは俳優ジャック・ブラックが主演した2005年のハリウッド映画「ナチョ・リブレ 覆面の神様」の中で、バロンさん本人が演じたキャラクターだ。

父と兄もレスラーという家庭で育ったバロンさんは、1997年から2000年にかけ米プロレス団体WCWの試合に出場し、世界的にその名を知られるようになった。

訃報(ふほう)を受け、ソーシャルメディア上にはかつてともにリングに上がったプロレスラーらからの追悼のメッセージが相次いだ。またWCWの元会長、エリック・ビショフ氏は、ルチャ・リブレを米国人の間に広め、興行を成功させたバロンさんの功績に感謝の言葉を贈った。

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