新種のヤスデ、テイラー・スウィフトにちなみ命名 米テネシー州

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人気歌手T・スウィフトさん(右)にちなんだ学名が新種のヤスデにつけられた/Derek Hennen/Getty Images

人気歌手T・スウィフトさん(右)にちなんだ学名が新種のヤスデにつけられた/Derek Hennen/Getty Images

(CNN) 米テネシー州で見つかった新種のヤスデに、人気歌手テイラー・スウィフトさんにちなんだ名前が付けられたことが21日までに分かった。生物分類学のジャーナルに掲載された研究論文で明らかになった。

論文の筆頭著者、デレク・へネン氏は、ファンを自認するスウィフトさんにあやかって今回の命名を決めた。研究時にはバージニア工科大学で博士号の取得を目指していた。

へネン氏は、つらい時にスウィフトさんの歌を聴いて楽しい気持ちになれたと説明。命名はそのことに対するちょっとしたお礼のようなものと語った。

同氏がアパラチア山脈に住む新種のヤスデを発見した場所は、テネシー州スペンサーにあるフォールクリークフォールズ州立公園。同州はスウィフトさんが10代のころに移り住み、歌手を目指したゆかりの地でもある。

スウィフトさんにちなみ「Nannaria swiftae」と名付けられたこのヤスデは、栗色の背中の両側に赤みがかったオレンジ色の模様がある。へネン氏にとっては「かわいい」ヤスデだ。

今回の命名について、スウィフトさんが喜んでくれるといいとへネン氏。これを機にヤスデのことをもっと知ってほしいとも話す。

同氏によれば、ヤスデはチョウやトンボなどと異なりその生態があまり知られていない生物の一つ。そのため数多くの新種が発見されているという。

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