タイで新種のタランチュラ、竹の空洞に生息 人気ユーチューバーが発見

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新種のタランチュラは竹の幹の空洞の中に生息する/courtesy Narin Chomphuphuang

新種のタランチュラは竹の幹の空洞の中に生息する/courtesy Narin Chomphuphuang

竹に生息することはタランチュラにとってさまざまなメリットがある。竹に含まれる水分のおかげで体温を保つことができ、ツルツルした竹の表面のおかげで天敵も近づきにくい。

研究者が発見場所で全ての樹木を調べた結果、このタランチュラは竹以外の植物には生息していないことが判明。ほかの昆虫が表面に開けた穴や、湿度の変化でできたひび割れを利用し、竹の空洞の中に糸でチューブ形の巣をつくって生息していた。

コンケン大学の研究者らの調査チーム。左端は発見者のジョチョ・シッパワットさん/courtesy Narin Chomphuphuang
コンケン大学の研究者らの調査チーム。左端は発見者のジョチョ・シッパワットさん/courtesy Narin Chomphuphuang

研究者は、タイにはまだ未発見の新種がたくさんいると指摘する。この研究結果は先週、学術誌に発表された。

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