子どもの新型コロナ感染リスク、成人とほぼ同程度 新研究

米ケンタッキー州ルイビルの小学校で児童に新型コロナの検査を行う医療従事者/Jon Cherry/Getty Images

米ケンタッキー州ルイビルの小学校で児童に新型コロナの検査を行う医療従事者/Jon Cherry/Getty Images

(CNN) 子どもが新型コロナウイルスに感染するリスクは成人とほぼ同程度だが、発症する可能性は大人に比べ低いとの新たな研究結果が、米医学誌「JAMAペディアトリクス」に8日発表された。

ユタ州とニューヨーク市に住む成人と子どもを対象に調査した結果、どちらも同様の感染リスクを持つことが判明した。ただ、子どもが発症した例は成人の半分程度だった。

テキサス小児病院の小児感染症専門医、フロル・ムニョス氏は論文に付属する文章で、「乳幼児を含むすべての年代の子どもが大人と同様の感染リスクを抱えていることが示された」と指摘。「子ども、特に幼い子どもが新型コロナウイルスを感染させうることが証明され、より明確に理解されるようになった」と述べた。ムニョス氏は今回の研究に関わっていない。

米ファイザーと独ビオンテックは7日、5~11歳の子どもを対象とした新型コロナワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に正式申請していた。

今回の研究は2020年9月から21年4月にかけて行われたもので、ニューヨーク市とユタ州の一部に住み、子どもが1人以上いる310世帯の1236人についてのデータを含む。

米疾病対策センター(CDC)の医師らが新型コロナ感染症の罹患(りかん)率を詳しく調べたところ、感染者が1人以上いる世帯での平均感染リスクは52%であることが判明。依然として家庭がウイルス拡散の場になっていることが改めて示された。

新型コロナ感染症の罹患率を年齢層ごとに分析した結果、1000人あたりの罹患率はどの年齢層でも同程度で、4歳までの子どもで6.3、5~11歳の子どもで4.4、12~17歳の子どもで6.0、成人では5.1だった。

各年齢層における無症状者の割合については、4歳以下の子どもで52%、5~11歳で50%、12~17歳で45%だったが、成人ではわずか12%にとどまった。

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