コロナ契機の禁煙100万人以上、挑戦は44万人 英調査

コロナ禍の状況で、禁煙する英国民が100万人を超えたとの調査結果が出た/Shutterstock

コロナ禍の状況で、禁煙する英国民が100万人を超えたとの調査結果が出た/Shutterstock

ロンドン(CNN) 新型コロナウイルスの感染拡大を受け喫煙の習慣をやめた英国民は過去4カ月間で推定で100万人以上に達していることが新たな調査でこのほどわかった。

また、44万人が新型コロナの流行を機に禁煙を試みているとも指摘した。

これらの数字は喫煙と闘う団体ASHとユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)が英世論調査企業ユーガブの調査結果を基に分析して算出した。ユーガブの調査は1万人以上が対象となっていた。

分析結果によると、禁煙に踏み切ったのは16~29歳層が目立ち、50歳以上に比べ倍以上の比率を示した。

ただ、UCLの上席研究員は今回の調査結果について短期間の禁煙のみに関連付けられるとも釘を刺した。長期にわたる禁煙成功の比率は低いことを踏まえれば喫煙者が100万人少なくなった可能性は非常に低いとも推測した。

新型コロナの感染は比較的初期の段階にあり、コロナ禍が喫煙と禁煙の行動に及ぼす影響についての多くの情報はまだないとも警告。他のデータでも喫煙者が大きく落ち込んだことを示す証拠がまだないとも付け加えた。

英国は新型コロナで甚大な被害を受けている。英政府は新型肺炎に関連し喫煙者が感染した場合、より厳しい症状を抱えるリスクがより高くなる可能性があるとも勧告してきた。ただ、喫煙者と非喫煙者への影響が異なることを示す科学的な確証はまだない。

ASHは15日の報道発表文で、新型コロナに感染し入院した喫煙者は非喫煙者に比べ、深刻な症状に遭遇する可能性が大きいとも主張した。

英国家統計局は、2018年の喫煙者人口は18歳以上の国民の14.7%、人数にして約720万人と昨年報告していた。

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