マンモス約60頭の骨、空港建設地で発見 メキシコ

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国際空港の建設地で約60頭分のマンモスの骨が見つかった/Instituto Nacional de Antropología e Historia

国際空港の建設地で約60頭分のマンモスの骨が見つかった/Instituto Nacional de Antropología e Historia

(CNN) 中米メキシコの首都メキシコ市近郊で、マンモスの骨が約60頭分発見されたことがわかった。メキシコ国立人類学歴史研究所(INAH)が明らかにした。

骨が発見されたのはスンパンゴで、国際空港の建設が進められている。メキシコ市の北東約48キロに位置するこの地域はかつて湖があった。科学者によれば、マンモスは湖にはまって死んだ可能性がある。

雄や雌、若いマンモスの遺体が3カ所で見つかった。人間がマンモス相手に狩りをした形跡はみつからなかった。ただし、マンモスが湖にはまった後に一部を利用した可能性がある。

マンモスの骨の発掘を行う考古学者/Instituto Nacional de Antropología e Historia
マンモスの骨の発掘を行う考古学者/Instituto Nacional de Antropología e Historia

今回骨が見つかったのは、トゥルテペックから数キロ離れた場所。トゥルテペックでは、約1万5000年前にマンモスを捕まえるために使われた大規模なわなが発見されていた。

空港の建設地では骨の調査が続いている。完全な骨をどれだけ見つけたのかについてはまだはっきりとはしていない。

同地ではまた15人の遺骨も発見された。スペイン人による征服以前の遺骨だという。

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