クリスマスツリーを飾っていたのは――3メートルのヘビ 豪
(CNN) オーストラリア北東部クイーンズランド州の民家で、バルコニーのクリスマスツリーに体長約3メートルのニシキヘビが巻き付いているのを住民の女性が発見した。
リアン・チャップマンさんとパートナーの男性は12日、同州ブリスベンの自宅に戻った際、バルコニーが何やら騒がしいのに気付いた。
チャップマンさんはCNN系列局7ニュースの取材に、「仕事から帰宅したところ、毎日やって来る2羽のモズがバルコニーで大騒ぎしていた」と振り返る。
これを見たパートナーは、モズの動画撮影を開始。クリスマスツリーに寄りかかると、そこにヘビが巻き付いていた。「彼は(木に)背を向けて後ずさりしていたので、ツリーにヘビが巻き付いていることに気付かなかった」という。
ヘビはその日の夜に姿を消した/Courtesy Leanne Chapman/7 News
2人はヘビをそのままにしておいた。すると、夜になってスルスルと姿を消していったという。
「ヘビは私たちのことを気にしていなかった。窓越しに眺める私たちの視線の先で、何時間もあの場所にとどまっていた」(チャップマンさん)
2人がその巨大さに気付いたのは、ヘビが移動したときのことだった。「本当に大きかった」とチャップマンさんは語る。
ただ、「最初はショックだったけど、本当に美しいヘビだった」「間近に見ることができて素敵な体験だった。あんなヘビはこれまで見たことがなかったから」とも話している。