外来種のライギョ、米ジョージア州で発見 「すぐに駆除を」

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外来種のライギョ、米ジョージア州で発見

(CNN) 空気呼吸ができ、陸上でも生きられる外来種の魚ライギョが、米ジョージア州で初めて見つかった。州当局は、見つけたら直ちに駆除してほしいと呼びかけている。

ジョージア州天然資源局の8日の発表によると、発見されたのはカムルチーというライギョ(スネークヘッド)の仲間で、同州グウィンネット郡の池で釣りをしていた人が捕獲した。

同局の担当者は、「釣り人がすぐに報告してくれたおかげで、職員が調査して、この魚がこの池に生息していることを確認できた」と説明。「ここから別の場所に広がっていないかどうか調べ、ほかの場所への拡散を食い止めたい」としている。

ライギョがジョージア州で見つかったのは初めてだが、米国内ではこれまでに14州で報告されている。ライギョは体に茶色い斑点があり、体長約90センチほどに成長することもある。空気呼吸もでき、酸素が少ない陸上でも生きられる。

米国では外来種とみなされ、固有種に影響を及ぼす恐れがあることから、ジョージア州では野生生物免許を持たずにライギョを飼育することを禁止している。

釣りをしていてカムルチーがかかったら、すぐに処分して冷凍するよう州当局は呼びかけ、「できれば写真を撮影し、口とヒレと尾の拡大写真も含め、捕まえた場所を記録してほしい」としている。

米農務省はライギョを「有害野生生物」に指定し、連邦法で規制している。

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