国を挙げてダイエット呼びかけ、20%のカロリー削減要請 英

2018.03.07 Wed posted at 13:10 JST

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(CNN) 英保健省が国民の肥満対策として、世界で初めて食品業界に対し、主な食品のカロリーを2024年までに20%削減するよう要請した。

同省が6日に発表した報告書によると、イングランドで太りすぎまたは肥満に分類された子どもが過剰摂取する量は、男子で1日当たり500キロカロリー、女子で290キロカロリー。2015~16年の統計では、1年生の児童のうち5人中1人が肥満または太り過ぎに分類された。

こうした統計に基づいて食品業界に対し、2024年までに20%のカロリー削減を求めた。対象となるのはピザ、調理済み食品やサンドイッチ、食肉製品、ソースやドレッシング、サラダ、軽食など。レシピの変更、サイズの縮小、低カロリー食品の購入奨励という3つの手段を通じて、カロリー量を減らすよう促している。

一方、大人向けに、1日3食それぞれで摂取するカロリー量を減らすよう呼びかけるキャンペーンも開始した。朝食は400キロカロリー、昼食と夕食はそれぞれ600キロカロリーの削減を目標とし、「400-600-600プラン」と銘打っている。

同キャペーンは中年層に健康的な生活を営んでもらうことを目指し、飲酒や喫煙、運動不足の問題にも取り組む。特に自宅外で摂取するカロリーの多さに目を向けてもらいたい意向。大人の場合、1日当たりの過剰摂取カロリーは200~300キロカロリーと推定している。

カロリー20%削減の目標を5年以内に達成できれば、約3万5000人の早死にを防止できる見通し。医療費と社会福祉費は25年間で90億ポンド(約1兆3000億円)削減できると試算している。

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