小惑星「フローレンス」、地球に接近 観測史上最大級の大きさ

2017.09.01 Fri posted at 12:04 JST

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(CNN) 直径約4.8キロもある巨大小惑星「フローレンス」が地球に接近している。米航空宇宙局(NASA)によると、米東部標準時の1日午前8時5分(日本時間同日午後9時5分)、地球から約700万キロの距離を通過する見通しだ。

過去には何度も別の小惑星がもっと近い距離を通過しているが、フローレンスほどの巨大な小惑星が地球にここまで接近するのは、NASAが地球周辺の小惑星の観測を始めて以来、初めてだという。

ただしフローレンスが人類を脅かす心配はない。NASAの専門家は、あと数百年、恐らく数千年はそうした事態にはならないと解説。「はるか遠い未来に、この小惑星が地球を脅かすことはあるかもしれない。だが可能性は小さい」と話している。

NASAはカリフォルニア州のレーダー施設やプエルトリコにある天文台でフローレンスを観測し、成分や形態、地表の状態などを調べる方針。フローレンスに衛星があるかどうかも分かる可能性がある。

アマチュア天文家も小型望遠鏡を使えばフローレンスを観測できるかもしれない。

フローレンスはオーストラリアの天文台が1981年3月に発見した。命名は、近代看護の基礎を築いたフローレンス・ナイチンゲールに由来する。

地球にこれほど接近するのは1890年以来。次回の大接近は2500年以降になる。

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