悪魔の耐性菌、想定より感染拡大の恐れ 症状出ない保菌者も

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研究チームでは、「違う種の中にある同一の遺伝子が、驚くほどの程度で確認された」とも報告。「我々には説明できない高いレベルの耐性も2つの症例で見つかった」としている。

ただ、研究予算には限りがあり、今回の調査対象とした病院以外の長期療養施設などで院内感染が起きているかどうかは把握できなかったという。

ネバダ州リノの病院では最近、実際にCREの症例が報告されている。患者はインドに長期滞在していて昨年8月に米国に帰国した70代の女性で、帰国後に全身性炎症反応症候群を発症してリノ病院に入院した。女性はその2カ月前にインドで入院したことがあった。

リノ病院に入院してから約6日後に、この女性がCREの1種のNDMに感染していることをCDCが確認。この細菌は、米国で入手できる26種類の抗生剤すべてに対して耐性を持っていることが分かった。そのようなケースは極めてまれだという。医師団はあらゆる手を尽くしたが、女性は9月初旬に死亡した。

地元衛生当局は、同じ病棟に入院していた患者の検査を行ったが、ほかにCRE感染者は見つからなかった。女性が個室に入院していたことも幸いしたという。

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