警察犬、容疑者追跡中に熱中症で「殉職」 米

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モージョーは2010年、2歳の時に配属された

モージョーは2010年、2歳の時に配属された

(CNN) 米テキサス州北部アーリントン市の警察は21日までに、重罪の容疑者の行方を追っていた警察犬の1頭が任務遂行中に熱中症を患って倒れ、死んだと報告した。

この警察犬はベルジャンマリノワの雄の「モージョー」で、愛犬の体調の異変に気付いた担当警察官が早急な搬送を求めた病院で死んだという。警察官とモージョーは逃亡する容疑者の捜索への支援を受け19日に出動、任務開始から1時間余に警察官は「相棒」を失う悲しみに遭遇した。

追っていた容疑者は同日午後に捕まっていた。

CNNの気象担当者によると、同市の気温は当日、最高で30度台の半ばまで上昇していたという。

同州の獣医は犬は高温状態に襲われた時、あえいだりよだれを垂らし始めたりすると指摘。倒れる前に筋肉けいれんや体勢がふらつく状態を示す可能性があると述べた。

モージョーは2010年、2歳の時に同市警に配属された。これまで凶悪犯や麻薬、証拠収集などの捜査活動で活躍していたという。

同市警幹部は顕著な貢献を果たしてきたモージョーの喪失は警察にとって大きな痛手と悼んだ。

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