英国人によるEU諸国の市民権申請、国民投票を境に急増

英国人によるEU各国での市民権獲得について問い合わせが急増している=CNNMoney/Shutterstock

英国人によるEU各国での市民権獲得について問い合わせが急増している=CNNMoney/Shutterstock

ロンドン(CNNMoney) 欧州連合(EU)からの離脱を選んだ英国の国民投票以来、域内で自由に行き来できなくなることを恐れて他のEU加盟国の市民権獲得を目指す英国人が激増している。

在英のドイツやイタリア、スウェーデン、ポーランド、ハンガリーの大使館や領事館ではいずれも国民投票の直後から、電話やメールによる問い合わせが急増した。

ロンドンにあるドイツ大使館では国民投票翌日の電話とメールによる問い合わせが通常の約10倍の200件あまりに上った。その後ペースはやや鈍ったものの、今でも1日に約100件の問い合わせがあるという。

在英イタリア大使館は国民投票の後、約500人からイタリアの市民権申請に関する相談を受けたことを明らかにした。これまでの問い合わせは年間10件程度だったという。

スウェーデン移民局も、国民投票後の3週間で市民権の申請数が6倍に増えた。1週間に20件程度だった英国からの申請は、120件近くに上っている。

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