冥王星の地表鮮明に、山脈や氷河も NASAが画像公開

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「スプートニク平原」とその縁に連なる山脈の画像=NASA/JHUAPL/SWRI

「スプートニク平原」とその縁に連なる山脈の画像=NASA/JHUAPL/SWRI

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は、探査機「ニューホライズンズ」で撮影した冥王星の地表の鮮明な画像を公開した。

画像はニューホライズンズが今年7月、冥王星に最接近した際に撮影。地表に連なる山脈やクレーター、氷河の様子を約80キロの範囲にわたってとらえている。

地球から冥王星までの距離は最長で約75億キロ(最短では約42億8000万キロ)。接近して画像を撮影したのは初めてで、NASAの専門家は「画像で目の当たりにする光景に今も驚かされ続けている」と話す。

映っているのは「スプートニク平原」の北西約800キロに位置する冥王星の地平線から、イドリシ山脈やスプートニクの海岸線、氷の平原にかけての光景だという。

7月の通過の際に撮影した画像やデータがすべて地球に届くまでには約1年かかる見通しで、今後も地表を高解像度で撮影した画像が送られてくる予定だという。

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