米空軍、宇宙ゴミを追跡する「フェンス」の増強を計画

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米防衛企業レイセオンの宇宙フェンス計画担当者は「衝突すれば破片がさらに増える。時が経過するほど事態は悪化の一途をたどり、改善に向かうことはない」と言う。

しかしこのフェンスが老朽化し、修復しなければ危険を見過ごしかねない状況になっている。空軍は約35億ドル(約2800億円)をかけ、民間に委託してシステムを増強する計画で、レイセオンとロッキード・マーティンの2社が、小さな破片も含めてさらに多くの宇宙ごみを監視できるシステムを提案中。年内にも発表がある見通し。

空軍の計画では2基のレーダーシステム設置を予定しており、うち1基は南太平洋のマーシャル諸島に設置する。新システムを現在のシステムと連携させて、監視態勢の強化を図る。建設は2013年末をめどに着工し、17年の運用開始を目指す。

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