鳥インフルで殺処分の鶏、埋める土地が不足 日本

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鳥インフル対策を実施するため北海道・千歳市の養鶏場に向かう陸上自衛隊の隊員/Yosuke Hayasaka/Yomiuri Shimbun/AP

鳥インフル対策を実施するため北海道・千歳市の養鶏場に向かう陸上自衛隊の隊員/Yosuke Hayasaka/Yomiuri Shimbun/AP

香港(CNN) 日本は鳥インフルエンザであまりに多くの鶏を失い、今やそれらを埋める土地も足りなくなりつつある。

NHKは4日、今シーズン鳥インフルエンザの発生を国に報告した26の道と県のうち、16道県で殺処分した鶏を埋める土地が不足していると報道した。

自治体や養鶏農家は通常、殺処分した鶏を埋めてウイルスの感染拡大を防ぐが、土地不足のためそうした措置ができなくなっているとNHKは報じている。

日本はこの数カ月間で記録的な鳥インフルの蔓延(まんえん)に苦慮。鶏肉の供給が圧迫され、卵の価格が急騰する事態となっている。

今シーズン殺処分された鶏の数は1700万羽以上で過去最多だと、NHKは明らかにした。直近の過去最多は、2020年シーズンの約990万羽だった。

投資銀行ラボバンクによると、日本の卵の価格は先月10年ぶりの高値となる235円を記録した。他にもタイやフィリピン、イスラエル、ニュージーランド、ナイジェリア、ケニア、ブラジル、メキシコ、アルゼンチンといった多くの市場で歴史的な高値に達しているという。

状況は、年内にはそれほど改善しないとみられている。

日本や米国をはじめとする国々では既に価格のピークが過ぎた可能性があるものの、物価は23年を通じてかなり高止まりすると予想される。ラボバンクが明らかにした。鳥インフルやコスト高、規制の変化による影響を強く受けた国の場合は特にそうだという。

米疾病対策センター(CDC)によれば、鳥インフルは野生の水鳥の間で自然に発生する感染症から引き起こされる。感染した鳥類は唾液(だえき)などを通じ、ウイルスを他の動物に伝染させることがある。

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