米紙ウォールストリート・ジャーナルに初の女性編集局長 2月就任へ

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米紙WSJの次期編集局長に指名されたエマ・タッカー氏/News UK

米紙WSJの次期編集局長に指名されたエマ・タッカー氏/News UK

ニューヨーク(CNN) 米経済紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の次期編集局長に、同じ米ニューズ・コープ傘下の英紙サンデー・タイムズで編集者を務めるエマ・タッカー氏が指名された。

タッカー氏はマット・マレー編集局長の後任として、来年2月初めに就任する。女性がWSJの編集局長になるのは初めて。

ニューズ・コープのロバート・トムソン最高経営責任者(CEO)は、タッカー氏を「デジタルの知識と最高基準の品位を備えた、優秀で刺激的な編集者」と評し、国際的な視野と経験にも注目。経済分野の報道経験が豊富で、信条を貫く姿勢で知られ、特ダネと知りながら出し抜かれることは決してないと称賛した。

マレー氏は2018年夏から現職。3月まで引き継ぎに協力した後、ニューズ・コープの顧問ポストに就くという。

ニューズ・コープのオーナー、ルパート・マードック氏がマレー氏の後任にタッカー氏を考えているとの情報は、米新興ニュースメディア「セマフォー」が先月報じていた。

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