英ヒースロー空港の旅客制限、10月末まで延長

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英ヒースロー空港が設けている旅客数の上限は、少なくとも10月下旬まで延長される/Rasid Necati Aslim/Anadolu Agency/Getty Images

英ヒースロー空港が設けている旅客数の上限は、少なくとも10月下旬まで延長される/Rasid Necati Aslim/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) 英ヒースロー空港が混乱を避けるために旅客数の上限を10万人としている措置は、少なくとも10月29日まで延長されることになった。

ヒースロー空港はスタッフ不足のなかで夏休みの旅行者が増える事態に備え、9月11日までの予定で出発する旅の客数を制限していた。

ベイカーズ最高執行責任者(COO)は声明で、できるだけ早く制限を解除したいが、適切な乗客サービスが提供できるとの確信を得る必要があると述べた。

延長期間には英国の学校の秋休みも含まれる。

同空港は発表の中で、独フランクフルトやアムステルダムのスキポール、ロンドン郊外のガトウィックの各空港も旅客数を制限していると指摘した。

スキポール空港の制限も10月末まで継続される。ただし同空港の制限は、長期的な大気汚染対策の一環として実施されている。

これまでCNNが指摘してきた通り、制限が課される対象は個人の乗客でなく航空会社だ。すでに予約しているチケットは航空会社から変更や欠航の連絡がない限り、有効と考えていい。新たなチケットを買うことも可能だが、料金はかなり高くなる可能性がある。

ヒースロー空港によれば、10月末までに状況が改善した場合は予定より早く解除することもあり得るという。

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