テスラ、中国で28.5万台リコール 運転支援機能の不具合

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
テスラの中国工場に並んでいる「モデル3」=2019年12月/Qilai Shen/Bloomberg/Getty Images

テスラの中国工場に並んでいる「モデル3」=2019年12月/Qilai Shen/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 米電気自動車(EV)大手テスラは26日から、中国でEV28万5000台あまりのリコールを開始した。中国当局によると、走行速度を自動制御するクルーズコントロール機能に不具合が見つかった。

中国の国家市場監督管理総局によると、一部のモデルで運転中にギアを変えようとしたり、ギアセレクターにたまたま触れたりした場合にクルーズコントロールが作動し、車が突然加速する恐れがある。

リコール対象は、輸入車の「モデル3」3万5665台と、上海のテスラ工場で生産した「モデル3」と「モデルY」合わせて24万9855台。遠隔または対面でソフトを更新するという。

テスラは26日、中国のSNS「微博(ウェイボー)」の公式アカウントに謝罪文を投稿した。

上海製のモデル3はこれまでも、品質を疑問視する中国規制当局から指導を受けていた。中国の業界団体によると、国産のEVが売り上げを伸ばすなか、テスラ車の4月の販売台数は2万6000台足らずと、先月を27%も下回った。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]