英ブリティッシュ・エアウェイズ、747型機を全機退役へ 予定を4年前倒し

英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズが保有する米ボーイング社製の747型旅客機31機全機を退役させる/Dan Kitwood/Getty Images

英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズが保有する米ボーイング社製の747型旅客機31機全機を退役させる/Dan Kitwood/Getty Images

ロンドン(CNN Business) 英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズは19日までに、保有する米ボーイング社製の747型旅客機の31機全機を退役させるとの声明を発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大で航空需要が激減する中、当初の予定より4年早い全機の退役に踏み切った。同社が保持する747―400型機31機は航空会社としては現在、世界最多。

ボーイングは2017年に同型機を大韓航空に納入したのを最後に、旅客機仕様は生産していない。貨物機仕様は生産が続いているが機数は非常に少なく、撤退の時期が近いとの見方もある。

ブリティッシュ・エアウェイズは1989年に同型機を初めて調達し、一時は最多の57機を抱えてもいた。同社は今後、燃費効率の良いエアバス社製のA350型機やボーイングの787型機など最新型の機材の運航に重心を移す計画。

商業機の動向を追う調査企業によると、世界で今なお運航用の機材となっている747型旅客機は171機で、実際に使われているのは27機。航空需要の回復が今後数年間見込まれない中で退役に拍車がかかる可能性もある。

一方、ドイツのルフトハンザ航空も現在、747―400型機を10機、その後継モデルとなった747―8型機を19機保有。北米やアジア路線、他の長距離路線への投入を続ける方針を示している。

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