ソフトバンクグループ、20年3月期は1兆3500億円の赤字の見通し

ソフトバンクグループが1兆3500億円の赤字を計上する見通しとなった/Toru Hanai/REUTERS/FILE

ソフトバンクグループが1兆3500億円の赤字を計上する見通しとなった/Toru Hanai/REUTERS/FILE

ロンドン(CNN Business) ソフトバンクグループは13日、2020年3月期の営業損益が1兆3500億円の赤字になるとの見通しを明らかにした。前期は2兆円以上の黒字だった。

ソフトバンクは声明で、投資を行っている「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」で約1兆8000億円の投資損失を計上する見通しであり、このことが主な要因として赤字になると指摘。市場環境の悪化で投資先の評価額が下がったと説明している。

ビジョン・ファンドは約10兆円を運用。ビジョン・ファンド以外の投資先でも、「ワンウェブ」は経営破綻(はたん)し、シェアオフィス大手の「ウィーワーク」は経営不振に陥っている。

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて、仕事や旅行などさまざまな分野で制限がかけられ、ソフトバンクの投資先に対しても圧力が強まっている。ソフトバンクは「ウーバー」や「OYO(オヨ)」などにも出資している。

孫正義社長やソフトバンクは運用資金が豊富なビジョン・ファンドを使い、ライドシェアやロボット、農業などIT系のスタートアップに大規模な出資を行ってきた。巨額の資金を投じることで、スタートアップ企業は事業を急速に拡大し、評価額を大きく拡大させることもあった。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう市場の混乱で、ソフトバンクの出資先の一部に懸念が生じていた。

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