キャセイ航空、旅客便をほぼ全面欠航へ 需要激減

キャセイドラゴン航空機が離陸する背後には駐機するキャセイパシフィックの機体が並ぶ=3月10日、香港国際空港/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

キャセイドラゴン航空機が離陸する背後には駐機するキャセイパシフィックの機体が並ぶ=3月10日、香港国際空港/Anthony Wallace/AFP/Getty Images

香港(CNN Business) 香港を拠点にする大手のキャセイパシフィック航空は21日までに、新型コロナウイルスの世界的な蔓延(まんえん)で空の旅行需要が激減しほぼ全ての旅客便を2カ月間欠航するとの方針を示した。

声明で、4、5両月には旅客便を96%縮小させると説明。子会社のキャセイドラゴン航空も同様の規模で減便する。

キャセイ航空による4、5両月の運航便は1週間当たり3便となる。目的地は12都市で、ロンドン、ロサンゼルス、シンガポールやシドニーなど。キャセイドラゴン航空の場合は週3便で、北京、上海とクアラルンプール行き各便となる。

また、子会社の格安航空である香港エクスプレスは事業活動の一時停止を計画。20日には来週から4月末まで全便の欠航を発表した。

キャセイ航空は新型肺炎の流行を受け今年2月には運航便数を30%、3、4両月には65%削減しており、今回の追加措置も予想されていた。

同社は先週、2019年は前年比で28%の減益を記録したと発表した。今年上半期は相当な損失が発生するとの見通しも示していた。

キャセイ航空のドナルド・ラーム最高顧客責任者は声明で、世界の航空業界は前代未聞の試練に直面していると指摘。「困難ではあるが断固とした対策が必要」との危機感を表明した。

同社は中国、香港両政府に対する住民の大規模な抗議デモが主因で昨年下半期に業績が悪化してもいた。

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