米先物下落、ダウ先物は1100ドル超安 欧州からの渡航停止受け

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欧州からの渡航禁止などの措置を受けて、米株式市場では先物が軒並み下落した/Spencer Platt/Getty Images

欧州からの渡航禁止などの措置を受けて、米株式市場では先物が軒並み下落した/Spencer Platt/Getty Images

ニューヨーク/香港(CNN Business) トランプ米大統領が欧州から米国への渡航を13日午前0時から30日間停止すると発表したことを受け、米株式市場では11日夕、先物が軒並み下落した。

ダウ先物は1100ドル(4.73%)超安、S&P500先物は4.6%安、ナスダック先物は5%安となった。

英国は渡航停止の対象に含まれない。トランプ氏は今回、新型コロナウイルスに関する国民向けの演説で渡航停止措置を発表。同ウイルスの感染者は世界で11万5000人超、死者は4000人超に上る。

新型コロナウイルスの感染拡大と石油価格の急落を受け、市場では今週に入り乱高下が続いていた。

S&P500とダウはいずれも、直近の高値から2割以上下落する「弱気相場」に入った。ただ、11日の終値が弱気相場圏内にとどまったのはダウのみ。

他の主要指数ではダウ輸送株平均と、小型株で構成するラッセル2000指数が既に弱気相場入りしている。

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